ベトナム人介護福祉士教育支援サービス
一般社団法人UIW 代表の中田哲三です。
訪問先の神戸長田の日本語学校
国際語学学院
理事長先生の御子息が
男女半々8名の生徒に
剣道の手ほどきをされている場面です
夏休み中なので、短期の留学生が多く、
普段よりのんびりした雰囲気。
でも、小一時間の間にも
財布ごと在留カードを亡くしたベトナム青年や
大学の面接を受けたと笑顔で報告する学生や
せっかく奨学金を出した女学生が突然帰国を告げたり
中国のマザコン学生(一人っ子政策の申し子)が
母親に連れられ相談にきたり、とドラマは尽きません。
ただ、不穏な話題も
北九州では福建省からベトナムに軸足を変え、
100名近い留学生を技能実習枠でオリンピックの
建設現場に送り込む日本語学校が多数あるとのこと。
入管も喫緊の国家事業なので、審査もかなり緩いと評判。
ですが、ひとりでも失踪となれば
翌年から留学許可が下りず、
雇用計画にも支障をきたし、とかなりリスキー。
何より残念なのは
商売の道具と自覚して日本に来る学生たち
借金を背負わされ、ぎりぎりの生活を余儀なくされ、
先に紹介したような日本文化に
一切触れることなく帰国する
彼らの心の中には
失望しか残りません。